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2017/09/24

ベリーダンス基礎知識1-アラブ音楽とアラブ楽器

ベリーダンス基礎知識1-アラブ音楽とアラブ楽器

アラブ楽器紹介

ドブ(ダフ)
曲げ輪っぱ木製フレームの片面
皮を張った太鼓。
木枠の厚さが薄いのがベンティールと
呼ばれ事も英語ではフレームドラム。
西ヨーロッパから中央アジアにかけて演奏
されている。
鼓動ともいえるダンスビートを生み出す楽器


ダラブッカ(ダブラ、ダルブッカ)
片面太鼓。打面の中心部分を叩くと下腹に響く低音、
打面の縁を叩くと金属音に似たかん高い音を奏でて、
さまざまなアラブ音楽の中でリズムにおいては、
ダンサーはダラブッカの繰り出す音に合わせて
動きを生み出していくことが多く、ドラムソロの
ステージでは演奏の中心なる存在。

ウード
アラブ楽器の女王といわれる弦楽器。フレットがなく、マカームを
学ぶときの基礎にもなっている。
リュートやギター、琵琶のルーツといわれ、
古代エジプト壁画にも原型が描かれているとか。

ミズマール
オーボエの元祖で、ラッパ状の木製ボディーに
細いダブルリードの吹き口がつた縦笛。
とにかく音が大きく近代の電子化された楽器にも
負けない存在感を放つ。
サイーディーやバラディなど
フォークロア色が強い場面でタブラサイーディー
と呼ばれる両面の大太鼓と共に
登場しチャルメラのような音色で盛り上げる。

レッ(レク、リク)
アラブのタンバリン昔も今もアラブのオーケストラには
欠かせない楽器でもあり
アラブ古典音楽、ウム.クルーズなどの歌ものには
必ず入る。1台でタブら、ドフ、アガットの3役をこなし演奏すには
高度なテクニック必要。

ネイ(ナーイ)
フルートの原型といわれる筒に穴を開けたリードのない
管楽器。片方の穴をくわえ斜めに構えて演奏。
古典楽器に用いられる楽器。

アラブ音楽と即興


アラブ音楽は本来のメロディーをベースに
アレンジを加えているのが多く
同じ曲でも楽器によっては
まったく違う曲に聞こえる事もある。
まずは、色んな曲を聴き即興で踊ってみるもの
いいかも知れいません。
一番しっくりきた曲に
アレンジを加えるのもお勧め。

生演奏の場合は、振り付けを決めて忠実に
踊ろうとすると音と合わなくなったてしまうことも
ありますが、テクニックも重要ですが、
即興で踊れるようにしておけば
ベースとなるメロディーラインは同じなので
呼吸を合わせながら踊ることを心がければ
個性的な感性を演出できるベリーダンスを
踊るなるようになるのでは。
音のとり方には正解がないので
常に曲を聴きイメージし
感じるままに表現、踊るのも
個性的な表現につながる1つの方法ですね。


音楽の世界に入り込み気持ちを重ねて踊る
音楽に合わせて呼吸をかさね、自然に体が動くために
重要なのはフィーリング。
もちろん、魅せる場面でのテクニックもありますが
気持ちを表す時にはかっこつけたりテクニックで飾ったりしないで
音楽に気持ちを乗せたフィーリングがより
奥深いベリーダンスを演出。
良くも悪くもベリーダンスはその人のそのものが出てしまうもの。
そのため、ステージでは嘘をつくことができない。
だからこそ、人前でパフォーマンスする時は、武装するかのようにテクニックで
表現してしまいがち。
気持ちを重ねて踊るは日本人にとっては大きな課題かもしれません。

エントランスで一番大切なのはインパクト!
まずは自分自身が音楽の世界に入り込み観客に向けてドラマチックな
演出を!大きく息を吐きながらその先にいるだれかに向かって
問いかけるよう全身でアピール、小刻みに踏むステップで
音を取りながら一気に視線を集まれば会場は一気に
ベリーダンスの世界に引き込まれるはず!





 

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